10年、旅の記憶

中学の同窓会があったり
同級生が結婚していったり
時は着々と進んでいることを感じるよ

友人の結婚式の帰り、大親友と
「なんか焦るよね?」という会話になり
「いや、でも、何に焦るんだ?」と
2人で笑った。

焦るものなんてない。
むしろ、自分の生きているこの時間を最高に過ごしていくだけなんだと思う。

ちょうど10年前から、私の人生のテーマは
「旅」
だった。

そのまんま、10年を突っ走ってきた。
でも不思議なことに、
走り始めてから10年経った今、戻ってきたところは同じところだったように思う。

ちょうど10年前。
幼馴染の花ちゃんが参加したピースボートの地球一周から帰ってきて
エジプトのラクダのお土産をもらって
カラフルな写真を見せてもらった。
その時の衝撃と、湧き上がる感情。

そこからすべてが動き始めたような気がしている。

そして10年という歳月を
私はほぼ「旅」というテーマで費やしてきて
10年経った今いる場所は、ピースボートなんだから。

偶然であるかのようで必然を感じる。

元々、両親が旅行好きだったことが私の経験を作っていったのは間違いなくて
小学校1年生のころから
両親につれられるままに海外へついて行っていた。
お決まりのハワイから始まりオーストラリア、香港、シンガポール、どこでも行った。

友人3家族で行ったカナダでは、
家族ごとにキャンピングカーを借りてカナダの大地を走り回った。

東南アジアが好きな父は
幼い私と兄を、どこまでもディープなタイへ連れて行き
地元のマーケットを散策したりした。

両親は、退職後の今も変わらず旅好きで、さらに自由になって
海外、日本を飛び回って、
実家にはあまりいない。

この間は電話がかかってきたら
石巻にいた。
「車いっぱいに支援物資を積み込んで、東北に来たよ。
物資は、仮設住宅を探して、フリマをひらいて、全部持って行ってもらったよ」
と。

父はもうすぐ、ピースボートの災害支援ボランティアで石巻に行くと張り切っている。

チョー・アクティブ。

そんな旅好きな両輪の元、私の人生のテーマが旅になったのは
もはや当たり前のような気がする。

初めての一人旅は、10年前。高校1年生。
広島に行った。
日本人だから、原爆ドームをみなくちゃと思った。
その時に出会った旅の本にもろに影響されて
帰りの夜行バスで読みながら、「旅をしよう」と心に誓った。

9年前、高校2年生。
アメリカのテキサスに、1年、留学をした。
その間に、車でテキサスを横断しメキシコへ連れて行ってもらったその旅はローカルで印象出来だった。

8年前、高校3年生。
ピースボートでボランティアスタッフを始めた。
テキサスで出会ったタイ人の友人を訪ねて、タイを旅した。

7年前、大学1年生。
ピースボートで地球一周。
フィリピン
ベトナム
シンガポール
セイシェル
ケニア
南アフリカ
ナミビア
ブラジル
アルゼンチン
ウシュアイア
チリ
イースター島
タヒチ
ニュージーランド
オーストラリア
パプアニューギニア

それぞれの国で新しいものと出会った。
すべてが、新しかった。
アフリカの大地に、感動した。

6年前、大学2年生。
成人式には出ずに、一人でヨーロッパを横断した。
アメリカ留学で出会った友人がグリーンランド人で、
彼女に会いにまずはグリーンランドへ行った。
デンマーク
ドイツ
チェコ
スイス
リヒテンシュタイン(!)
イタリア
とヨーロッパを南下した。

自由だった。
旅をしているときの身軽な感覚にはまった。

5年前。大学3年生。
沖縄に1年間住んだ。
沖縄生活の締めくくりに、那覇からフェリーで台湾へ行き
台湾からピースボートの船に合流した。
そこから
ベトナム
シンガポール
スリランカ
エリトリア
エジプト
クロアチア
ギリシア
イタリア
と乗船し、イタリアで下船し一人で帰国した。

4年前。大学4年生。
東南アジア縦断した。
シンガポールから入り
バスと電車を使って、
マレーシア
タイ
を北上した。
最終地点のチェンマイでは
お寺にこもって10日間の瞑想修行をした。

3年前。
大学を単位ギリギリで卒業し、ウガンダに1年行った。

アフリカ生活は私を悩ませたけど
今となってはアフリカの魅力に吸い寄せられるように
またアフリカへ行きたいという強い気持ちが押し寄せる。

2年前。
帰国後、すぐにピースボートスタッフに。

1年前。
3度目の船旅はピースボートスタッフとして乗船。
中国
ベトナム
シンガポール
ヨルダン
エジプト
ギリシア
イタリア
フランス
スペイン
デンマーク
ポーランド
ロシア
フィンランド
ノルウェー
アイルランド
ベネズエラ
ジャマイカ
パナマ
グアテマラ
メキシコ

そしてこの間、8年ぶりのアメリカへ。

7か月後には4度目の船旅へ。

10年の旅を振り返ってみちゃった。

簡単に書いてみたけど
そのひとつひとつに、おっもしろいストーリーが詰まってる。

5冊ぐらい、本が書けそうだ。
10年で5冊分なら、あと50年で全30巻になっちゃう!!

というんじゃなくて、
そう。

旅してきた10年だから。
もうこれ以上の同じテーマで旅の本を書くのではなくって
今度はどんなストーリーを作っていくのか
自分なりに1年くらいかけて
じっくりと
考えてみたい
そう思うようになっている。

旅に終わりはないから
きっと、一生テーマは旅なんだろうけど
旅してきた10年の上に
新しいテーマがほしい。

そんなかんじ。
でもそれは、1か月くらいじゃ到底、言葉にはならなそう。
きっと1年か2年かかって
やっと、
こんな人生にしていこう。
そんな答えが出そうな、そんな気がしている。

ここまで読んでくださった方、
私の10年の旅にお付き合いいただき
ありがとう。
読んでくれてありがとう。
いつも読んでくれている方も、本当にありがとう。
これからの10年でも
そのもっと先でも、
それぞれの旅の中でどこかでつながっていくひとが
いるだろうと
そんな出会いを楽しみにしながら
私の旅も続いて行きますので
よろしくどうぞ!

$夏沙のブログ


10年、旅の記憶」への3件のフィードバック

  1. サッチャン

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    こんなに世界中に行ってたなんて何だか悔しいな!親を越さないで!(笑)
    旅は本当にいろいろな出会いがあってじっくりと考えを深めることができて素晴らしいと思います。私も残った人生まだまだ頑張って旅をします。世界のどこかでなっちゃんに偶然会ったりしたら楽しいな!

    返信
  2. 夏沙

    SECRET: 0
    PASS:
    >サッチャンさん
    親は越せません!
    お母たちの人生を参考にしていますよ!!
    世界のどこかで親子がバッタリって・・おもしろい。

    返信
  3. ジャペーーーーン

    SECRET: 0
    PASS:
    すげー楽しそうな10年間だなー。
    俺も一人旅を始めたのは高2の時だったな。
    海外は最近行き始めたばかりだからもっとたくさんの所に行きたい!
    ちょっと前までは周りに世界をまわったりする人いなかったから普通に就職してたまの休みにちょっと旅行したり友達と遊んだり、そんな人生しかないかと思ってたけど、ピーセンの出会いはもっと無限の可能性を感じさせてくれる。

    返信

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