一年
ウガンダから帰国して1ヶ月。
去年の今頃、ウガンダに旅立った。
同期のみんなは、まだ、ウガンダ、そして世界中にいる。
私はといえば、
どうしてもやりたいことがあってそれで日本に先に帰国してしまったんだけど
やっと、ここで、私が今何してるのかを書こうと思う!
ピースボートのスタッフになりました。
5年前から思い描いていた自分の将来のかたち。
5年間、何度も、「いま、やろう!」と思ったことはあったけれど
大学がまだある、とか、
まだ覚悟が決まらない、とか、
まだもっと成長してから、とか
いろんな理由をつけて先延ばしにしてきた。
100%のタイミングが来たら、絶対にやる。って決めていた。
だから、帰国した。
自分にとってのタイミングが、今だった。
ウガンダに行って配属先に需要が無く、
任地の他の団体と無理やり活動していて限界を感じていたこと。
国際協力という立場で来た自分の環境に納得できずに悩んでいたこと。
ピースボートをやりたい、って今なら100%で宣言できると思ったこと。
ピースボートでやりたいことや、自分の人生においてやりたいことが明確になったこと。
いろんなタイミングが重なって悩んで悩んで出した結果、帰国した。
帰国してからの1ヶ月は、スーパー早かった。
とにかく会いたい人に会えるだけあって話して、自分のことも聞いてもらって、
とことん自分と向き合う時間を作った。
そして今は、ピースボートの一員となって毎日高田馬場に通っている。
私が中学生から書き続けている30冊以上のノート。
今書いているやつがまた、終わった。
最初のページを読み返してみたら
「このノートが終わるころ、私は一体何を考えて何を感じて生きているんだろう」 って書いてた。
たったの2ヶ月前には私は今とは正反対の日常の中にいて
今は、別の日常の中で2ヶ月前の自分を懐かしく思う。
決めたら、早かった。
今の生活は、
東京の人ごみにもまれ
電気も水道も冷蔵庫もある便利すぎる環境に埋もれ
ウガンダの大自然や真っ青な空や子どもたちの笑顔はないけれど
それでも帰国して本当に良かった
自分はあのときに100%で悩んで 100%で答えを出して100%の未来をおもった。
だから今、100%でここにいる自分に納得している。
今、1年という区切りの時期。
私は新しい生活が始まったし
同期はあと残り半分の生活が始まった。
あと1年間。
私が本当は同期と一緒にウガンダにいただろうあと1年間という時間を
私は絶対に無駄にしない!
ふつうに考えたらネガティブなはずの私の決断を
ポジティブに捉えて快く応援してくれたひとたちのためにも
絶対に胸張ってすごしたい。
ウガンダのカムリでお世話になったみんなの人生も絶対に忘れないで
私は私に出来ることを今ここで続けていく。
人生まだまだやり直しはきくんだから
ウガンダで悩んでいた頃お母さんが言ってくれた言葉。
がんばるね。
がんばろうね!