内装工事が始まって、1週間。
こんな看板を手作りして、店舗の前に置いて工事をしています。
通り過ぎる人がみんな見てくる。
「カフェになるんだって!!」と、女性からは嬉しそうな声が聞こえてくる。
いろんな人が声をかけてくれる。
特に、「地球を旅するCAFE」という名前に反応してくれた人は、声をかけてくれて
旅好きな人や、バックパッカー中に出会ったご夫婦とか、旅作家のおじちゃんとか・・・。
高田馬場、本当にいろんな人がいるから、既におもしろい。
大工さんは、友人の繫がりで石巻から、2ヶ月間泊まり込みで来てもらっています。
実は、1ヶ月前、物件は見つかってデザインも進んでいく中、大工さんだけが決まっていなかった。
今まで1年間ずーっとカフェの準備をしてきたその最後の店舗作りを一緒にしてくれる大工さんがいない!
ということでかなり、焦った。
Facebookで呼びかけて大工さんを探していたら、友人の繫がりで、やっと、見つかった。
でも大工さんは宮城県に住んでいるし、子どもも家族もいる。だから、あまり現実的ではなかった。
でも私たちのカフェのコンセプトを読んでくれて、共感してくれて、イメージを膨らませてくれて
「一緒に作り上げたい」と言ってくれて、東京まで来てくれた。
(大工さんを紹介してくれた、地球一周仲間のクリと、大工のヨシさん。)
開店する為にカフェ準備の最後の大仕事、大事な店舗作り。
デザインはだいたい固まっていたけれど、どんな素材を使うのかとか
細かいところは全然決まっていなくて
でも私たちは素人すぎてどんな風に決めてけば良いか分からなかった。
そんな中で、宮城から東京に来てくれた、大工のヨシさんは、
「内装も、オーガニックでいこう!」
と、素敵な提案をしてくれた。
なにそれ!!
そんなこともできるの!?
と、建築や建物のことなんて何にも知らなかった私にはメカラウロコ!!!
ハウスシック症候群?とか聞いた事はあったけど、具体的にどんなことか知らなかった。
例えば、工事が始まって、まずはキッチン内の床の下地を組んだ。
その素材選びから入る。
普通は「コンパネ」という、頑丈な大きな板をどーんと貼付けて下地の土台が完成するらしい。
でも、コンパネには化学物質が使われた接着剤が使われているため、
実は、できれば、避けたいものだとか。
ということで、手間はかかるけれど、ただの木材を長さを細かく測って切ってつなげてトンカチでカンカン打ち込むという作業をし、
こんなふうに床の下地が組まれました!!!
父(あだ名:シギー)も切ります!
そして、キッチン床の下地完成!
使うペンキや接着剤や・・・そういったものにも普通に化学物質は使われていて、
気にしなければなんともないし、日本中のほぼ全ての建築に使われているものなんだけど、
食べるものに最大限気を使ったなら
生活するそのものである内装に使用する素材にも、こうしてちゃんと気を使っていくことって
本当に大切なことなんだということに
今回ちゃんと向き合う事ができた事に、偶然のような必然のような可能性を感じます。
工事は9月いっぱい。(で、本当に終わるのだろうか!?笑)
1年以上前から準備をしてきた「地球を旅するCAFE」が、あと本当にもうすぐ、現実のものになります。
暑い夏は、工事で過ぎ去って、秋が来たら開店の予定。
さあーやること山盛り!
素敵な夏を過ごしています!