タイトルなんてないけれど







夏沙のブログ-jinja no ozichan




自分に納得して生きるということ。

それはそんなに難しいこと?


私はこの1年間、自分に納得できないまま過ごしてきた。


自分が一応「国際協力」という立場でアフリカに来ていること。

日本がどれだけ世界の貧しい国を助けてあげていますよ

というのを表すための数字であるODA予算から

ウガンダ人の一生分以上のお金をかけてもらってここにいること。



一日一ドル以下の生活をしている人という指標をよくきくけれど

ウガンダでも一日一ドル以下で暮らしている人なんて山ほどいて

隣のハリエットだってそうかもしれなくて


1ドル=100円

100円×365日=36500円


ウガンダ人の平均寿命が50歳で

36500円×50年=1825000円

単純に計算して、一生に使うお金が180万円。


JICAの協力隊を一人派遣するのに1000万円以上かかるというのは

よく聞く話。



別にお金がどうだこうだと言いたい訳ではない。


実際今私の生活費は月400ドルで、

これは任地にいたら絶対に使い切らないくらい莫大なお金で

ただカンパラの高級レストランで中華やタイ料理やそーゆう贅沢や

外国人だらけのショッピングモールに行ったりするから

その400ドルがいい具合に使われているだけで。



何が言いたいかって、

私は今の自分に納得できないまま1年間を過ごしてきたということ。



協力隊に行くということを決めたのは、

国際協力や、日本を越えた世界をベースにして卒業後の進路を考えていた私にとって

保障された安全なアフリカ滞在

しかも「国際協力」という名目で。

という、そのときの私には一番安全な選択だったのかもしれない。



つまり、自分に妥協したんだと思う。


いろいろ想いはある。


若いからだいじょーぶよ~なんて言葉はもう十分。

何歳になっても、「今」に妥協したくないし

自分より若い人を前にして

若いっていいわね、なんて言葉を口にしたくない。



自分に、自分の人生に納得できる生き方をしていたいと思う。














2 件のコメント

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    夏沙さん、こんにちは。
    記事を拝見しました。
    日本では特集などでアフリカやアジアの開発途上国がネイチャー何とか、って感じで放送されたり、寄付を募る特番でタレントの企画で放送されたり…。
    私は、自分たちが娯楽の対象になり、自分たちの子供の病気や飢えが、企業のイメージアップの手段になったら、どうなのだろう?と考えています。最近ではそれさえなくなり海外の情報は先進国以外は世界遺産の観光ものばかり…。
    多分、リーマンブラザーズの破綻は知っていても、ダルフールの紛争について知っている日本人は少ないです。
    私も知りません。
    夏沙さんのブログが続くことを喜びながら、このコメントを書きました。

  • SECRET: 0
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    >決別の時さん
    コメントありがとうございます!
    私も、同じように感じることがよくある。
    今だって、世界中の「先進国」は「開発途上国」を自分たちの都合の良いフィールドにしてるだけ??とか思ったりもします。でもどんなきっかけであろうと、世界に目を向けることができるならきっとポジティブ・・・かな?

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