任地に来て早1ヶ月。
ウガンダに来てもうすぐ2ヶ月。
ウガンダでの生活も少しずつだけれど、体に染みついていくのがわかる。
はじめは抵抗のあった「主食がバナナ」な生活も、今ではけっこういけるようになってきた。
「主食」になりえるまでもうちょい!
あんなに嫌だったゴキブリとの共同トイレも、全然大丈夫になってしまったよ!
人間、慣れるんですねー
毎日ゴキブリボットンを繰り返してれば、慣れるんです!
ゴキブリとの距離30センチでもトイレに入れるようになるんです!
それから、シャワーね。
日本で清潔な生活を送ってるみんなが読むから書くのは恥ずかしいけれど!
もうね。何日かシャワーしなくたって大丈夫、髪の毛も3日くらい洗わなくてOK!
ってなってしまうんですよ。
夏沙汚い!
って言わないで!
ウガンダ隊の仲間共通だから!!(多分。笑)
そうそう赴任2週間目くらいに、熱が出た。
もちろん、即マラリアを疑った。
ここ、マラリア汚染地域では近所の人は熱が出るとマラリアと言っている。
だから私もマラリア!!!?と思ったね
でも一日で熱は下がり、それ以外はかなり健康体な私なので心配しないでねお母さん!
アフリカに来る隊員は体で選ばれる!と同期の仲間が言っていました。
まさに、体は強いです。歯は弱い。笑
最近の週末は、ここから1時間半くらいのところにある街、Jinjaに行くのが楽しみ。
Jinjaは大きい街で、旅行客も来るから外国料理やおしゃれなカフェも少しある。
同期のタロウさんのお家は、ホットシャワー付きの一軒家!
キッチンも水洗トイレもソファーもある!
だから、タロウさんちで髪もきれいに洗って同期が集まってご飯作ったり
中華料理食べに行ったりする。
しかもJinjaはナイル川の源流、緑と湖のとってもきれいな街なの
この街にいやされて、また任地に戻る、という生活が定着しつつある。
とは言っても、先週は、首都カンパラに上がっていたのです!!
カンパラ~都会だよぉ~
カンパラ~なんでもあるよぉ~
カンパラ~おいしいご飯が待ってるよ~
カンパラ~洗濯機が脱水してくれるよぉ~
中華、インド、韓国、日本、エチオピア、イタリア・・・・
おしいい料理をたくさん食べて
もうバナナでも大丈夫!と思えるまでたっぷり充電したのです
カジノ行ったりBBQしたり水たばこしに行ったり・・・
一応国際協力って言って税金で来てる身としては後ろめたいような気もしながら
都会のカンパラを満喫してしまいました。
そうそう、カンパラね、別に遊びに行ったんじゃないよ
お米の研修でした
ネリカ米というお米をご存じでしょうか。
New Rice for Africa (NERICA)
収量の多いアジアのお米と
病気や乾燥に強いアフリカのお米を掛け合わせたお米のこと。
お米と言ったら田んぼの水の中で育つけど
ネリカは、畑で育つ陸稲品種。
水がたくさん必要な水稲品種よりも断然簡単に育つ。
ウガンダには、そのネリカ米の研究所があって、坪井さんという専門家の方が
研究をしてウガンダ、アフリカにネリカを広めているのです。
アフリカでお米の需要は増えているけれどそれを輸入に頼っている。
そこで坪井さんや協力隊員がネリカ米を広めて、農民の収入向上を目指す、という訳です。
それで坪井さんの研究所にて3日間の研修を受けて「ネリカ三級」をゲットしたのでした。
もちろんネリカの話は勉強になったけど、それ以上にね坪井さんとの出会いが大きかった。
日本で、新聞の記事として乗っていた坪井さんを目にしたことがあった。
世界の坪井、ミスターネリカと言われているそんな坪井さんが
学生時代にインドに行った話や自転車でバンコクからシンガまで旅した話をしてくれて、なんだか自分のお父さんのような雰囲気で私の
「ウガンダ2年」に対するモチベーションを確実に上げてくれた。
自分は本当に幸せだ。
やりたいことを仕事にして生きてこれたから。
と自信を持って言う彼を、心からすてきな人間だと思った。
そう、そんなカンパラ。
マラウィとザンビアからも隊員が研修に来ていて
彼らがウガンダを見る目を観察していたら
ウガンダがとっても良い国なのかもな、って思い直したりもした。
カムリ(任地)に戻ってきたけれど
当分はマトケ(バナナ)やポショ(ケニアでいう、ウガリ)もいけるなーー
と充電完了したのでした。
日本は真夏ですねー
1年で私の一番好きな季節。
ウガンダは願わなくたって年中夏だけど、
やっぱり冬があって春が来て夏が来るからこそ、夏が好きなんだな
と、日本の夏を想う。
花火にスイカに夏休み!!
あ、大学卒業したからみんなもう夏休みはないんだっけ。
お仕事頑張ってください。
私もウガンダでがんばります。
では。