ウガンダ生活!NGO編

そうそう、私は今、「青年海外協力隊」なんですね!

「協力隊」なんて名前は、なんて気持ち悪い名前なんだろう!
と思いながら、一年前に合格通知をもらって、
悩んだあげくに、第一希望でそれしか受けなかった会社に内定承諾書まで出してたのを断って、「協力隊」に行きます!って言ってしまったのでした。

青年海外協力隊。なんたって、「隊」ってのがあやしい。
わざわざ広辞苑で「隊」を調べると、
①共同の行動を取るために組織された集団。
②兵士の組織の一単位。
③律令制の集団で兵士50人から成る部隊。

だって。
やっぱり、あやしいと思った。

「協力隊員」になった今でも、やっぱりなんかいやだ!

とか言いながらも、「隊員」って普通に使う仲間に囲まれてると、
なんだか違和感は薄れてきて、自分協力隊でーす、みたいな感じになってきたが・・・(笑)

そう、話を戻します。
で、私は、ほとんど、就職する気だった。「就職」したかった。
協力隊受けたのは、本当に受かったら考えればいいかという軽い気持ちだった。

でも、2年間アフリカ、という選択肢が増えてしまった時に私の背中を押したのは
またしてもポジティブすぎる両親でした。
「どうせ就職したって2年くらいで辞めるんだから、ウガンダ行きなさいよ」と母。
「就職しても1年くらいでやめるんでしょ、ウガンダなんて楽しそうじゃん」と父。

父・母、2人とも同じ事を言うので、「だよね~!」と思ってウガンダ行きを決めたのでした。
そして今、気持ち悪い名前だなぁ!と思っていた「協力隊員」としてウガンダにいるのです。
・・・・(笑)

応募するときに、要請書を見ながら第三希望までかけるんだけど、
わたしは
①地域NGO ②新規要請 ③英語圏 という条件でウガンダを第一希望にした。

ちなみに第2希望、第3希望、は、ペルー・ニカラグア。

そしてラッキーなことに、ウガンダ希望者が少なかったのか?第一希望で通ってしまった。

だから、この3つの条件そろって今私は、
ウガンダのカムリという小さな街の(ウガンダにしては小さくはないらしい)
「ルナ」という地域NGOに配属されているのです。

ルナが何をしてるかというと、
大きく言えば「地域開発」なんだけど、けっこう幅広い範囲で活動をしている。
Health Unitがあって、
これは毎週水曜日に村々を回って赤ちゃんやお母さんたちに予防接種をする、というもの。

それから、村々の地域団体とパートナーをくんで、
その村の貧困問題に対して何か活動していく、というかんじ。

だから私の活動は、週2~3でフィールド(村)まで車で行き、そこで地域開発の活動をする。

はずなんだけど、ここはンポランポラ(ゆ~っくり)なウガンダ。
思うように事は進まないのですが。

村に行くと、まさに「一日一ドル以下で生活」してる人たちが待っている。
私の目から見たら貧困すぎて問題ありすぎで何から手をつければいいのか。
と見えてしまうけれど、基本、村の人たちは笑っていて幸せそうには見える。

村には貧困問題がもちろんあるけど、その前にルナにも問題あり。
だって、みんなのんびりしすぎていて、
地域開発なんて言ったってそんなにンポランポラしてたら
一向に地域開発は進まないんじゃ・・・?と一ヶ月見てきて思う。

まず、車があるだけいいんだけど、
その車を大人数で頼っているから、フィールドに行ける回数が少なすぎる。
一日、車を待って終わってしまったり、
やっと車が来たけれど、
出発したのが遅すぎてフィールドに着いたら暗くなってきて何もできなかったり。

先週は、日曜日にディレクターの息子の卒業パーティーが大々的にあって、
その準備のために車が行ったり来たりしていたために、
フィールドに行くと言われていた日は全て行けなかった。

ルナの人たちは、のんびりだけれど
、村のCBOの人たちは、早く来てほしがっているのを知ってる。
2週間も3週間も、一ヶ月も!待たせてる。
でも、無理矢理、日本人の感覚に合わせて時間やプランをきちんと立てて・・
ということもしたくないし、とりあえず今は、私は新米の身なので、
黙って彼らの日常を観察して彼らの日常に合わせているんだけれど、
そろそろ、うずうずしてきた。

村はね、本当に貧困!「貧困とは」という定義を語るのは置いておいて、
とりあえず、私が行くフィールドの様子を紹介します。

カソルウェ

これは、カソルウェという村のCBOを訪れたとき。

孤児、障害児・者、未亡人、PLWHA(HIV陽性者)を地域で支援している団体。
ルナの車が着いたのは予定時刻よりもかなり遅かったにもかかわらず、
CBOがターゲットにしている人たちが集まって、みんな待ってくれていた。
私たちがつくなり、女性たちは歓迎の踊りを披露してくれて、
外国人の私が来たことで
「来てくれてありがとう、何か持ってきてくれてありがとう、」
と次々に握手を求められた。

カソルウェの村をまわって、彼らの住む家々を訪問していくと、
日本で先進国ライフを知っている私から見たら天と地のような家や生活と出会う。

村

私の住んでいるところでさえも、
日本のイマドキな同世代の子たちは3日間で嫌になって日本に帰っちゃうかもなって思うから、
この村での生活はまさか想像もつかないだろう、と、
「イマドキ」からは遠く離れた私はしみじみと思う。

電気・水道がないのは当たり前。
子どもたちはぼろぼろの服を着て裸足で走り回ってる。
裸ん坊で泥まみれの子どもも元気に手を振ってくる。

こどもたち

(左の子どもは、頭の腫瘍がどんどん大きくなっていくけれど病院に行くことができずにいる。)

widouのおばあちゃん

未亡人の女性。
家に入れてもらうと、ベットもなくて、ただのマットの上に一人で暮らす。家の中の環境はかなりひどい。

おばあちゃんの家

障害児を2児抱える家族。

disability

家の中に入ると、上半身裸のままの19歳の障害を持つ女の子が、地べたに座り込んでいた。家族はただ彼女がいて、何もできないというかんじ。

目の見えないおじちゃん

盲目の男性は、子どもを学校に通わせるお金がないから支援してくれと言ってきた。

キャッサバ

PLWHAを含むダンスグループも、私たちを歓迎して
、一人では絶対に料理もしきれないほどのずっしり重いキャッサバをプレゼントしてくれた。
このダンスグループは、HIV/AIDSを予防するためのダンスや劇を作って地域で活動している。

Health unitで村を訪れると、お母さんたちが子どもを連れて集まってくる。
その子どもたちに、ポリオややらの予防接種を施していく。
日本で予防接種というと、清潔な場所で、腕を消毒されて・・というイメージだけれど、
こでは、めちゃくちゃテキトウ!!!
木の下で、消毒もなしに赤ちゃんたちにブスブスと注射を打っていく。

ヘルスユニット

注射針深く刺しすぎじゃない・・・?
うわぁお、めっちゃ血出てるけど・・・
医療廃棄物を下に投げ散らかしていいのか・・・?
(一応注射器だけははちゃんと箱に入れていく。)
>医療現場に関わったことのない私がヘルプしてていいのか・・・??
・・・と、疑問だらけ。

でも、この村々では、ルナのヘルスユニットだけが今のところ、予防注射に来てくれるチャンス。

道も悪くて、雨が降ったら行けないような場所にある村だから
今まで予防注射なんて一度もしたことのなかった子どもたちもいる。

そして、まさにポリオにかかった女の子が、
予防注射で集まっている人から少し離れた地べたで呆然と座り込んでいたりする現実。

毎週水曜日は行くはずだけれど、
いまのところ、50%の確率で、行ってもワクチンがなく引き返す、という状況。

そこで私が学んだのは、一緒に行くスタッフに、行く前に
「今日使えるワクチンあるか、村のドクターに電話した?」
って聞けばいい!という単純なこと。

時代が違うような街の風景に似合わず、
かなりの人がコンパクトなケータイをもって街中でいじっているというのに
(カラーとかいいの使っている人も。)便利な携帯を便利に使えていない。
1時間も離れた村に、でこぼこ道を車にゆっさゆっさと揺られながら行くんだから、
行く前に連絡しようよ・・・とね。

そんなこんなで、アフリカンタイムにいらいらさせられることもありながら、
すこーしずつだけれど、このNGOをわかってきた、という段階かなまだ。
こっちの時間の流れだと、日本のように思うように事が進まないけれど、
それも勉強!とおもってやっていこうと思います。

ではでは、おしまい!


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