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旅とスティーヴィーワンダー

二十歳の頃、冬のヨーロッパを一人で旅していた。
どこにでもいける自由な感覚と、少しの寂しさと。
少しずつ変わっていく電車の窓の景色見ながら
自分のこと、これまでのこと、これからの人生のこと・・・
思いつくままに自由に思いを巡らせていた。

移動時間は好きだった。
座っていれば、期待通りに変わっていく寒そうなヨーロッパの国々の景色を眺めながら
耳にはいつも、スティーヴィーワンダー。

行き先も、時間も、しなきゃいけないことも、何も決まっていなくたっていい。

心が思うままにそこにいれば良かった。

それから6年くらい経って

変わらず世界中を旅しながら生きてきているけど
今日は仕事で北海道の海岸線を電車で走ってる。
久しぶりに、スティーヴィーワンダーを聞きながら。

北海道の新緑と海の景色はのどかで、旅している感覚が全身を満たしていく。

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この半年間、世界中、日本中を移動しながら生活していたなぁ、と実感する。

一月に出港した地球一周の大航海は
世界中のたくさんの国を訪れて
話したら何日もかかっちゃうくらいに
また、たくさんの経験とたくさんの感情を生んで
無事に日本に帰港した。

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帰ってきてからは
休暇で、沖縄や、30年前に父が建てた山小屋に遊びに行っていたらあっという間に時間が過ぎた。

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仕事が始まっても、宮城や岩手や北海道や・・・いろんなとこに行きながら、
東京での生活を少しずつ取り戻していっているところ。

いつも旅の途中の移動時間は
過去も未来もいろんなことを思い出したり想ったり。

この半年間、たくさんの仲間に囲まれていたけれど
一人になる時間が完全になかったから

一人で電車のって海岸線眺めて
スティーヴィーワンダー聞いてると
これから先のこと
自分のこと
ゆっくり考えちゃったりして
きっとまた旅は続いていくし
新しい仲間に出会ったり

まだまだ知らない世界にこれからも出会い続けるだろうけど

たまには一人でこうして
スティーヴィーワンダーきいて
のんびり電車に揺られる時間がないとな!

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4年前から書き始めたこのブログも、
最近は手を付けなくなってきたけれどそれでも誰かが読んで声をかけてくれると嬉しくて
また発信してみようかなと思う。

当分は日本をうろうしているはずなので
懐かしいひとたちと
一緒にご飯食べたり
ピクニックしたり
ゆっくりできる時間を楽しみにしています♡

p.s.
旅の途中で、携帯を、なくして、
アドレス帳が消えてしまったので
もしこれを読んでくれていたら
連絡先を送ってください!
番号、アドレス変わりません。


北海道から旅へ

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今週末は、念願の北海道でした!

夏休みなんてない代わりに
週末のシゴトに、あわせて、夏を満喫している8月です。

今回は、旅の感覚で、過ごしたいと思った。

だから、出発の前に携帯で見つけた、小樽のゲストハウスに泊まることにした。

そこに泊まろうと一瞬で決めた理由は、ホームページの雰囲気の中に、実家で飼っていた犬と同じ種類の犬がいるよ!という写真が載っていたから!
という、単純な理由だったけど、
「旅は、直感に従うのが一番いい!」
と知っていたし
そうやって自分は生きているということも
ありがたいことに、実感していた。

日常をこなした後、飛行機に乗って、小樽に向かった。

小樽という街へ行きたかったというよりは、そのゲストハウスに行こうと思ったという気持ちが大きい。

着いた瞬間に、心が踊った。
すてきな、石壁に囲まれた古民家。

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ガラガラ~と、ドアを開けてはいると、誰もいない。
でも、家の雰囲気には一瞬で惹かれていたし、自分の心に優しい場所だということをすぐに感じた。

オーナーのおじさんは、私が遅くなっちゃったから、
リビングのソファで寝てた。

悪いなぁと、思いながらも起こしてチェックイン。
古民家のゲストハウスは、
やっぱり、直感通りに、素敵なところだった。
泊まっているひとはもう寝ていて
(早い!)
私はシャワーを借りてから
居心地の良すぎる共有リビングで
小樽ビールのみながら、静かなその空気にとけこんだ。

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朝起きると、新鮮な見知らぬ街の朝に
心が開放された。

かわいすぎる犬とネコが朝を迎えてくれた。

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旅のスタイルはいつも、
感情だけで動き、感情に任せて一日を作ること。

ゲストハウスを出て
ふらふらと歩いていて見つけたカフェは、小樽の港が一望できる、オーガニックティーと手づくりベーグルがおいしいステキな場所だった。

小樽の街中は観光地ぽくてあまり惹かれず、電車に乗って札幌に向かった。
その電車は海沿いをのんびり走ってくれて、いつまでも乗っていたかった。

札幌では、沖縄に住んでいたころの友人に会った。
ジャズというあだ名の彼は、
ヒッピーで、
生き方に自分と近いものを感じるひと。

ゆるーく、心や愛や、自然や感情を大切にする、
心のあたたかいひと。

沖縄で出会った仲間たちは
個性的で友達思いな仲間たちで
いまでもつながりを大切にし合っている。

でも、ジャズと話していて、
そうさせてくれたのは、他でもないゆりの存在のおかげだよね
と意見は一致。(内輪的な話。)

ジャズは、お花屋さん。

花が好き
というジャズの人生だから
好きな花に囲まれた人生をしっかりと選び、着実に自分の理想の人生を歩いている。

五年前、私たちが沖縄にいたころ、
ジャズは一番働きたかった憧れの花屋さんでの就職が決まって、みんなよりだいぶ早く沖縄から出て地元の北海道へ戻ることを決めた。
みんな、ジャズがいなくなることを寂しがったけど、
自分の道をしっかり歩んで行くジャズをすてきだと思った。

その、お花屋さんを、訪れた。
ジャズが、心から働きたいと思ったと嬉しそうに語っていたお花屋さん。

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そのお店は、アトリエのようだった。

花の色がお店を作り上げている。
ひとつひとつの花が主張しているのではなくて、協調しあって
お店を作り上げているような雰囲気。

ジャズと、ジャズが生きたいと思う人生を少し理解できた気がした。
ジャズと久しぶりに飲んで、たくさん話して、
次の日は朝早くから、
北海道のひろーい大地をドライブに連れて行ってくれた。

ひまわりやラベンダーが咲く
気持ちいい空気に癒された。

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ジャズは、またひとつ大切なものを見つけていて、それは私もまた大切に思うものだったけれど

ジャズが語るそれは
ほんとに愛に溢れていて、
うらやましいほどにジャズとジャズの大切なものと、これからのジャズの人生を楽しみに思ったよ。

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行ってみたいな。
どんなところだろう。

と思っていた北海道。

行って、帰ってきたら、
北海道いえば、思い出すのは
ひろい大地や緑の丘。
ひまわりやラベンダー。
札幌の街や
ジャズのお花屋さん。

いま「北海道」が自分の中に、カラフルに存在する。

同じように、
世界中を旅したいという
その気持ちは、

今は世界中の
ひとつの単語でしかないその土地に
旅という素敵な方法で
その街、その土地に、
カラフルな色で自分の中に思いを作り上げる
ということ

私はきっと、それが好きで、
それがしたくて、旅することに惹かれるんだと思う。

さぁ、次はどの街に行こうかな。
フィールドはいつも、「地球」!