アフリカの大地に受け入れてもらって
ウガンダという国に受け入れてもらって
カムリという町の人たちに受け入れてもらった。
最後の日。
お世話になった活動先のおじちゃんが小さなフェアウェルパーティーをしてくれた。
旅では絶対に味わうことの出来ない、
一緒に暮らして一緒に働く
ということができたことに感謝した。
最後に私のわがままで
活動先の小学校の子どもたちが住んでいる村のひとつに
連れて行ってもらった。
子どもたちに、会いたかった。
この子達がいたから
私はここにいる意味を少しでも見つけられたんだと思う。
最年長で
みんなのことをしっかり見守っていてくれたエマ。
エマに会いたかったけれど
牛の世話に行っていて、いなかった。
エマのお母さんが、裏の畑から
トウモロコシをたくさんお土産にとってきてくれた。
英語がまったく出来ない村の人たちとも
少しは会話が出来るようになっていた自分に
時間の流れを感じた。
子どもたちとバイバイして
ウィリアム先生のおうちに寄ってから
家に戻った。
いつものように
ヘレンとハリエットがいて
私が村からもらってきたトウモロコシと卵と豆をハリエットに料理してもらう。
最後の夜が停電でよかったと思う。
ハリエットが作ってくれた夜ご飯は
キャッサバと肉のスープ。それから卵焼きとトウモロコシとミルクティー。
ハリエットの部屋で一緒にランプの明かりで食べた。
ハリエットとも今ではお互いの心を通わせる会話が成り立っている。
片付けられてすっきりとした住み慣れた部屋。
ランプの明かり
屋根をたたく雨の音
蚊帳の中。
絶対に、また、ウガンダに戻ってこようと思う。
好きになれたこの国に
心からありがとう。